西蓮寺年間行事

彼岸法要(春3月・秋9月)

 お彼岸は、日本独自の仏教行事です。お彼岸の行事が行われはじめたのは、平安時代だといわれています。  お彼岸とは、至彼岸を意味し、彼岸に至ることを意味します。すなわち、彼岸は、彼(か)の岸、つまり極楽浄土のことを意味します。人々は、苦に満ちた現世から理想の世界である極楽浄土に渡ることを願ったのでした。

 現代では、お彼岸と言えば「お墓参りの日」と思っている人がけっこう多いように思われます。しかし、お彼岸の由来を考えてみると、お彼岸とお墓参りは直接関係ないように思われます。  しかし、お墓参りそのものは大切なことです。ご先祖がおられたからこそ今の自分があるのです。亡くなられた方への想いというものはたちがたく、忘れられないものです。

御正忌報恩講(11月)

報恩講とは浄土真宗門徒(信徒)にとって、一年中でもっとも大切で、親しみ深い行事です。浄土真宗の御教えを明らかにしてくださった宗祖・親鸞聖人の法要だからです。

 そしてこの法会の集まりを「講」というようになりました。聖人のご恩に報い、お念仏を一層ありがたく味あわせていただこうということから「報恩講」と呼ばれるようになりました。

永代経(6月)

永代経について
『永代経』とは、そのような名前のお経があるのではなく、『永代読経』の略で、「永代に渡ってお経が読まれる」という意味から、そう呼ばれています。
また『永代経』には、「お寺が永代に存続し、み教えが大切に受け継がれるように」という願いが込められた意味もあります。
したがって、尊いお念仏のみ教えを伝えてくださった、ご先祖の遺徳を偲び、私自身が聞法に励んで、今度はその法灯を子孫に伝えて行ってこそ、その名の通り『永代経』というのです。

お盆法要(8月13日、15日)

 盂蘭盆会ともいいます。西蓮寺では 8月13日朝8時〜 夕17時〜、15日夕17時〜本堂でお勤めがあります。

除夜会(12月31日)

 12月31日午後11時〜除夜の鐘を鳴らした後、1月1日0時〜お勤め、法話、ビンゴ大会があります。ぜんざいやおそば、子供のゲームも用意していますのでどうぞお越し下さい。

初参式(2年に1度、又は随時)

 初参りともいいます。この世に生を受けた赤ちゃんが、初めてお寺へお参りして受ける式を初参式といいます。
我が子の誕生の喜びを仏様に報告し、ほとけの子として、すくすくと育って欲しいという願いの中、家族そろってお参りして下さい。

申込はお電話か、2年に1度の合同初参式に申し込み下さい。